BitcoinFi Summer Has Come!

_7ee0bd14-d531-436d-bfc6-e40e2a0e855fまずは本日(2024/5/22)の@Coredao_OrgのXポストをご覧ください。 内容は言わずもがなですが、この4月初旬に実施されたCoreチェーンのコンセンサスアルゴリズムのアップグレードで、従来のSatoshiPlusでサポートされていなかったBTCの非カストディアルステーキングが可能になりました。そのCoreチェーンのコンセンサスプロセスにおけるDPoS(Delegated Proof of Stake)にCoreチェーンネイティブ通過であるCOREと同様にBTCも非カストディアルでステーキングができるようになっており、そのステーキングされたBTCが1,000枚を超えたというポストです。 こうやって書いてしまうと、なんだか至極当然のことで驚く余地がないように見えるのですが、冷静に考えるとこれは大事件です。
どこが事件なのかと言えば
  1. それぞれ別のL1チェーンであるBTCとCoreが片務的とは言えコンセンサスプロセスに共存
  2. それもWrappedされないそのままのBTCをステーキング
Bitcoinに関してですが、StacksやRootstock、Botanix、Sovereign Rollups、Babylonなど所謂BTC L2と自称するプロジェクトはどれも無理を押してBTCとリレーションしようとしているのですが、Coreはそう言った無理押しはなく、きちんとBitcoinCoreクライアントでもアップデートで対応済みの処理を行ってBTCを自チェーンのコンセンサスプロセスでのブロック生成に関わらせています。 つまり、Bitcoin財団側もこの点は了承済みだということです。 なぜ、BitcoinがCoreチェーンのコンセンサスプロセスに関わると大事件なのかというと、別チェーンそれも最強の資産性を持つコインのチェーンであるBitcoin、そのネイティブ通貨BTCがCoreという別のL1チェーンのブロック生成を司るDPoSにDelegateできるということは、Delegate(=Staking)することでその報酬を受け取れるということになるからです。 従来、Bitcoinはそれ単体ではオンチェーンでのStakingもできず、その資産性の高さの割に生産性がありませんでした。これはBitcoinがそもそも「始まりの(=Origin)」Blockchainであるからで、後発のEthereumなどのような追加の付加機能が存在していない為でした。 例えばETH以降のPoSチェーンはそのネイティブ通貨をオンチェーンでStakingすることで所謂ロックアップ状態を維持してそれに対するRewardを支払うことが可能です。 今回のCoreチェーンのチャレンジはこの、イーサリアム以降のブロックチェーンにおけるStakingをBitcoinチェーンにマイナス面のない形で付与するものです。上で挙げた他のL2プロジェクトはどれもBitcoinチェーンのホワイトペーパーに逆らう処理を行うことでBTCとのリレーションを実現するものなので、多分に利己的な試みです。 さて、このような雑文を入力しているうちに事態はさらに進行して、またもやCoreDAOからのポストがありました。 考えて見れば分かることなのですが、現物でBTCを保有するHolderつまりビットコイナーにとっては、これまでただwalletに大事にしまい込んでいたBTCをCoreチェーンにステーキングするだけで新規にRewardが得られるので、この事実に気付いた時点で殆どのHolderは非カストディアルステーキングを選ぶでしょう。 また、現物BTCを持っていないものの有り余る投資資金を保有するInvestorは、例えばBitcoin現物ETFのような手数料ばかり取られて現物は持てない謎商品を購入するより、自らBTCを購入してCoreチェーンでDelegateした方が良いことに気付くでしょう。 いずれにしても、今年年初からのCoreDAOのContributorたちが取り組んできたBitcoinFiへの取り組みは成功したと思って間違いありません。

APPENDIX

さて、ここでいつものテンプレです。
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更に詳しい情報を知りたい方(本文中に出てきたCOREマイニングとCoreプロジェクトに関する記述はほとんど網羅しています)は、BTCs=CORE / Bitcoin3.0 COREマイニングガイドをお読みください。

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また、SatoshiAPP / OEXAppについては、こちらのカテゴリ内にある過去記事を参照ください。

一晩経ってみるとまたもやCore contributor @richrines のXポスト

ひとたび軌道に乗れば、あとは等比級数的に伸びていくのが世の理 BTCのハードキャップはわずか2,100万枚。 既に1,960万枚を生成済み。 数百万枚はSatoshi Nakamotoや初期マイナーたちの15年というもの動いていないWalletに存在。今年認証されて各発行母体が発売したBitcoin現物ETFの準備高などで市場に浮いていたBTCはほぼ吸収され、更に4月20日に4回目の半減期を迎えたことでBTCマイナーが獲得するブロック生成報酬の生BTCも半減。 そういったタイムラインに、Coreチェーンの非カストディアルBTCステーキングという取り組みが交錯しているわけです。 これがもたらす事象、バタフライ効果はいったいどんなものなのか、それを想像するのはとても楽しい作業です。