夏シーズンを死んだフリで切り抜けたOpenEXがいよいよ動くか

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4月にSatoshiAPP上での1年間にわたった初期Airdropを完了した、Coreオンチェーンの新規DEXプロジェクトOpenEXですが、1年間の開発期間中に当初のロードマップを拡張して独自チェーンのローンチに計画を拡大発展させています。
これは、開発のかなりの部分でAGI(Artificial General Intelligence: 汎用人工知能)を利用することで、開発期間の短縮と高品質なコーディングが可能となり、新型DEXだけでなく独自Blockchainをも開発することが可能となったが故の軌道修正のようです。2024年の早い段階でその独自チェーンのTestnet「LONG」をリリースして運用開始、その過程において更なる計画の拡張としてCoreサイドチェーンという謳いから「BitcoinL2」セクターへの転進もアナウンスしています。 そのようにしてTGEやリスティングを事実上棚上げした状態で仮想通貨にとっては厳しい夏枯れシーズンをやり過ごして、放置気味のコミュニティで実際にAirdropされた暁には間違いなく握力が弱いだろうと考えられる層からの不満がTelegramのChatチャンネルやXにポストされ始めている9月、遂にOpenEXは動き出したようです。

TGE直前の最終アップデート!? OEXApp v1.0.22リリース

まずは公式アカウントのPostをご確認ください。 ポストの本文訳はこちら。
🆕 OEX アプリのこの最新アップデートでは、DEX スワップ アグリゲーターの機能強化に重点を置き、 $OEXエアドロップ請求スマート コントラクトに重要なアップグレードを加えました。
詳細についてはmedium投稿にてフォローされています。その内容を要約すると以下のようになります。 OEXAppの最新アップデートv1.0.22では、以下の機能強化が行われました

1. DEXスワップアグリゲーターの改善

  • CORE/USDTなどの取引ペアの流動性を増加させ、スリッページを減少させ、取引体験を向上
  • 集約された流動性を持つトークンのサポートを拡大

2. $OEXエアドロップ請求スマートコントラクトの更新

  • 新しいロック機能を導入し、メールアカウントをリンクしたユーザーのみ利用可能
  • エアドロップ報酬の指定受取人アドレスを設定する機能を追加

3. 今後の改善点

  • リンクされたEメールの可用性をテストする機能を追加し、メールのバインドの正確性を確認する予定

OEXApp Referral Link

OpenEXの公式アプリOEXAppはDEXアグリゲーターとしての側面とWeb3 Walletとしての側面を持つので、ローンチ後も引き続きオンチェーンでの資産形成を助けるはずです。
まずはdownloadしておさわりをオススメします。

OEXAppをダウンロード


上記リンクの飛び先で、GooglePlay/Github(APK)/AppStore(iOS)からダウンロードします。

更新されたOEXAppのスクショ

Screenshot_20240910-160152 OEXコミュニティの誰もが気になるのはやはりTGE、そしてAirdropです。
OEX Pointsタブを見てみると、最新のOEXAppではこれまで表示されていたSatoshiAPPでのAirdrop獲得量はマスクされています。
したがって画像の通り、OEXApp内でアプリ開発元のAgiexによるAirdrop(毎日8時間毎3回受け取れるアレ)の獲得量と、OEXAppのReferral programによる暫定的な獲得量が表示されていてその合算が最上部に表示されています。
Estimated Start Timeが2024/9/25 9:00となっていて、Register / Lockボタンも設置されていることから、やはり全量の一時転送ではなくロックアップ期間があって、徐々にロックアップが解除されていくスタイルのAirdropとなるようです。
これは独自チェーンのローンチプロジェクトに軌道修正した時点で確定していたことだったでしょう。初期の売り圧を抑制するには、膨大なAirdropを受けている初期Holderの保有数をコントロールするしか手がありません。


Screenshot_20240910-160227そのReferral programですが、こちらは特に変更が無いようです。
v1.0.7までと同様に、TeamタブにはReferral LinkとMy Team Membersの表示があるだけです。
ちなみに、上のOEX PointsタブにあるReferral programによるポイントはかなり前にSnapshotが撮られたままになっているようです。私のチームがまだ20人程度だった頃の数値が18.2966だったので、今後最新のSnapshotが適用されればもう少し数字が伸びていくでしょう。
$OEX Pointsと言い換えがあるので、もしかしたらTokenomics的にAirdrop量の傾斜配分が起こり得るかもしれません。旧SatoshiAPP時代のCOREマイニングで大鉱山を保有していた層は、その膨大なハッシュを利して一年間の$OEX Airdropで数万$OEXを保有するに至っていますので、独自チェーンにブラッシュアップしたOpenEXがその配分について修正を加える可能性は大いにありそうです。

Screenshot_20240910-160533v1.0.7までのOpenEXロゴNFTより派手になっているアイキャッチが目立つ新しい実装機能、DAO Vote programの表示。
度重なる増加拡大策を進める過程においてDevの中で序列変更があったこともあり、DAOということを強く打ち出しています。これはDevにとってもコミュニティにとっても悪くない方向だと思います。
























APPENDIX

さて、ここでいつものテンプレです。
SatoshiAPPでAKKAトークンのAirdropをすぐ始めたい方はこちらからアプリをダウンロード
https://invite.satoshiapp.xyz/4iseq




更に詳しい情報を知りたい方(本文中に出てきたCOREマイニングとCoreプロジェクトに関する記述はほとんど網羅しています)は、BTCs=CORE / Bitcoin3.0 COREマイニングガイドをお読みください。



Airdropで得た仮想通貨はオンチェーンでの運用後、最終的には国内の取引所でJPYに交換することになりますので、まだ国内取引所に登録がない方はこちらがオススメ。
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各種トークンの入出庫やSwap、購入は海外取引所を利用するのが簡単です。
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CEXの中でも先物に特化したBTCCはポジションをエントリごとに利確損切可能なので、仮想通貨先物取引ならこちらに登録しておくと好機を逃しません。

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また、SatoshiAPP / OEXAppについては、こちらのカテゴリ内にある過去記事を参照ください。

[追記] TGEプロセスの詳細

OEXAppのアプリ内で、"Establish Start Time: 2024/10/15 9:00:00"と表示されるようになったため、「またもやDelayedか!?」と早合点したuserが阿鼻叫喚のOEXコミュニティですが、もう少し冷静に事態を眺めてみましょう。 幸い、公式XアカウントからPostがありました。 「もうすぐTGEが始まるから準備して待っててね」という軽い感じのPostです。medium投稿のリンクも付いてますから用意周到という気がします。一年を通して見た時、9月が終わる仮想通貨的に最適なこのタイミングを待っていたような気配です。

TGEについての公式medium投稿

medium投稿があるならば、TGE或いはその先にあるリスティングまでの過程はほぼ「成った」と捉えて良いのではないでしょうか。多分にイメージによるバイアスではあるのですが、仮想通貨プロジェクトが公式アカウントでmediumに記事を投稿するということは、限りなく公式な進捗についてのアナウンスとみてまず間違いありません。XやTelegram、Discordでの投稿は広く素早く拡散されますが内容については誤解されて伝播する可能性が大きいので、じっくりとuserひとりひとりに読んで理解してもらいたい内容を含むようなアナウンスについては、各プロジェクトともmediumを使うと考えられます。
その更新された注目のmedium投稿を全訳で引用します。
「OpenEX TGE プロセスのお知らせ」
トークン生成イベント (TGE) が近づくにつれて、次の手順を順番に実行します。
1.エアドロップ報酬の確認とロック:ユーザーは OEX アプリ内でエアドロップ報酬を確認し、ロックすることができます。アクティブ アドレスの数が 500 万を超えているため、確認プロセスには時間がかかる場合があります。処理をスムーズに行うために、ピーク時を避けることをお勧めします。
2.メールアドレス修正リクエスト:メールアドレスのバインドが間違っているために報酬を確認できないユーザーの場合、確認と修正のプロセスを許可します。これにより、メールの更新と報酬の確認が可能になります。
3.紛失した秘密鍵の回復:秘密鍵を紛失したユーザーの場合、メールアドレスを確認した後、メールでの二次認証を許可します。その後、これらのユーザーは報酬引き出し用のアドレスを変更できます。
4.初期貢献者とチーム トークンの権利確定:トークノミクスに従い、初期貢献者とチームに割り当てられたトークンは最初の 1 年間はロックされ、ロックアップ期間後に線形にロック解除されます。
5.その他のトークン割り当ての権利確定:その他のすべてのトークン割り当ては、同様のロックアップおよび線形ロック解除スケジュールに従います。
6.ステーキング報酬:ステーキング報酬に指定されたトークンは、関連するスマート コントラクトに転送され、ステーキング報酬スケジュールに従って線形にロック解除されます。
7.ステーキング契約の開始:ステーキング契約がアクティブ化され、ステーキング報酬の第一段階がロックされ、配布されます。
8.オンチェーンの引き出しと上場:オンチェーンの引き出しと上場プロセスが開始され、ユーザーはトークンを転送して取引できるようになります。

TGE には、複数のスマート コントラクトの更新など、いくつかの複雑なステップが含まれます。TGE プロセスは 9 月 25 日に開始され、10 月 10 日頃に終了すると予想されます。このタイムラインに従うと、最初の CEX 上場は 10 月 10 日から 10 月 15 日の間に予定されており、DEX 上場は CEX 上場の直後に続くことになります。

CEX 上場前には DEX でのトークン取引は許可されていないため、最終的なオンチェーン引き出し手順は 10 月 15 日まで延期され、TGE プロセスの最後の手順として実行されます。

重要な注意事項:
1. 一部の操作にはアプリのアップデートが必要になる場合があります。SDK の制限により、現時点では Google Play バージョンをアップデートできません。GitHub からクライアントの最新バージョンをダウンロードしてください。
2. エアドロップの金額が間違っていたユーザーは、アプリのアップデート後に報酬が復元されたかどうかを確認できます。
3. メールのバインドが間違っているユーザーは、エアドロップ報酬を確認する際に新しいメールを送信できます。新しいメールが Satoshi アプリのメールと一致する場合、報酬は自動的に更新され、確認されます。

コミュニティの長くたゆまぬ努力の結果、ついに TGE と上場のマイルストーンが近づいてきました。この最終段階を慎重に完了し、全員が苦労して獲得した報酬が確実に確保されるようにしましょう。

OpenEX DAO
今回はしっかりとTGEからロックアップ解除とトークン転送、リスティングへと動き出しているようですね。