APPマイニングでネイティブ通貨$ICEを配布したION

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Core / Pi / Aviveと比肩する規模でAPPマイニングを実施したIce Open Networkは、そのリスティングを昨年12月にOKXにて先行実施、その後KUCOIN / Gato.io / HTX / MEXC / Bitget /BitMart /POLONIEX / bitrue / TOKERO / BingX / Biconomy.com / XTcom / onus / Bifinance / PancakeSwap / RAYDIUM / UNISWAP / Jupiterと、Tier 1のCEXとその傘下Tier 2のCEX、それにEthereum及びEVMチェーンの主要DEXであるUNISWAP、BNBチェーンの#1 DEXであるPancakeSwap、SolanaチェーンのRAYDIUMとJupiterにも流動性を組んでAMMでの取引が可能になっています。この陣容を見る限り、Mainnet確実な有力プロジェクトと考えられますが…。
このブログの過去記事を読めばわかる通り、IceプロジェクトはかなりPeakyというかKinkyなチームのようで、最初期の上場先に選んだOKXを名指しでSCAM CEXなどとBlog(当該記事はいつの間にか削除してますが)で非難したり、APPマイニング期間中にアプリ内でStakingを有効化していたのに反故にしてしまったり、突然のQuizでAPPマイナーを選別して合格できなかったマイナーのアカウントを凍結して採掘済み$ICEをすべて召し上げてしまうなどという前代未聞のパフォーマンスを見せた、謂わばAPPマイニング界隈における暴れん坊です。



Ice Open Network(ION)はその名を見ればなんとなくわかりますが、The Open Network(TON)の性能向上型を謳っています。TONは現在ムーブメントを起こしている新興チェーンであり、その雛型はTelegramの開発陣に遡ります。直近のFree Durovキャンペーンで一躍時の人となったTelegramのファウンダー、Pavel Valeryevich DurovがTelegramコミュニティの独自チェーンとして開発したもののSECとの訴訟中に和解して開発を放棄したものを現在のDevが引き継いでいます。夢のある話をするなら、IONのFounder Zeus (@ice_z3us) は初期TON開発陣の誰か、もっと言えばDurov本人なのではないかというのはエンターテインメント過ぎるでしょうか…。

MainnetのD-Dayは2024.10.07

あれから7か月…。
一時粘着していた一方的に永久凍結を喰らったICEマイナーたち(その多くは西アフリカのエアドロハンター王国のマイナーと思われますが)は去り、いつの間にかほとぼりは冷めていて、夏シーズンにはPi Networkの関連チェーンとのPartnershipを結んだり、本家TONのお株を奪うと言うか便乗してるというかのTapToEarnシステムの外部プロジェクトへの提供など、スマッシュヒットまでいかないものの好きな層には響きそうな観測気球を数発打ち上げていて、実際にTapToEarnシステムの提供についてはSWプロジェクトを見ればわかる通りAPPマイニングに使用したIceAppをほぼそのまま供給したようです。


それらDevの戦略が当たったのか、$ICEは初期転送後に売り込まれて大きく下げたチャートは8月時点で0.0037USDTあたりを推移していたのですが、D-Dayが近付くに連れて徐々に上げてきました。
直近では0.009を超えています。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル 

Mainnetへ向けた新たなリスティング先の取引所

現時点で公式Telegram Chでアナウンスされた新規リスティング先CEXは以下の10取引所。

2024.9.27 8:00(UTC) 新規上場CEX

ProBit

2024.9.27 10:00(UTC) 新規上場CEX

Azbit / Coinsbit / Tapbit / BigONE / Deepcoin / FameEX / Toobit / DexTrade / CPatex
先行マイニングのAirdrop時と比べ、全体に小粒で聞いたことが無い取引所が多くローカル色豊かな感じがします。もちろん、昨年末から年明け2月までの間にTier 1に分類される大手CEXの多くとは上で触れた通り、リスティング済みになっているのでやむを得ないところなのですが、Binance / Coinbase / Bybitといった未上場の大手CEXの名が見えないのは残念なところ。世界戦略を考えて、大手とは別にローカルな取引所を狙い撃ったのでしょうか。 まだまだ予断を許さないドラマチックな展開もあり得そうなおもしろプロジェクトとカリスマDevですから楽しみに見守っていきましょう。

IONに興味を持って$ICEを買いたくなったら

Bitgetでの現物購入、更に少額での一発狙いならBTCCでの先物(デリバティブ)取引をお勧めします。BTCCなら最大50倍のレバレッジで先物取引が可能なので、2ドルで10,000枚以上の$ICEのポジションが保有可能です。


このタイミングでBTCCがICE/USDTの先物ペアを廃止

この記事をアップしてまだ間もないのに、仮想通貨取引所BTCCが$ICEの先物取引を廃止するというアナウンスを出しました。 どう考えてもこの先、というか少なくとも10月7日のION(IceOpenNetwork)Mainnetまでとそのローンチ後数か月間はICE/USDTの先物取引に人気が集まるのは間違いない筈なのに謎の廃止。
色々と想像させる一件だと思います。