EX-CORE Minerたちにとっては違和感のある更新
2021年のリリース以来、初めての大幅なユーザーインターフェース改良を行ったAirdropプラットフォームAPP、SatoshiAPP。
CoreチェーンのAPPマイニング専用アプリとしてスタートしたSatoshiAPPをその最初期から使っているCOREマイナーたちにとってはともかく違和感しかない今回のUI刷新です。この数年間、毎日欠かさずに開き続けてきたAPPですから、そのUIは目を瞑っていても操作が可能なほど体に染みついています。一つ一つの操作がもどかしく、また触れる機能も、過渡期とは言え、以前より減らされています。例えば、UIの表示言語は選べなくなっています。日本語ローカライズが規模の割にこなれていないので、わかりにくい現状です。日本では確かに日本語表示が選べないアプリにブレイクの可能性はほぼ無いのでやむを得ないのかもしれませんが、SatoshiAPPやCoreが漂わせていたanonymousでクールな雰囲気が台無しになってしまっているのは一考の余地があるのではないでしょうか。
Mysterious App
Satoshi App用户界面做了有史以来最大的一次更新尝试,欢迎大家提意见。这只是Satoshi App成为顶流App的第一个小步子😄 https://t.co/RxKunL2oqk
— Cassie Z (@cassieydz) September 23, 2024
サトシ アプリのユーザー インターフェイスは史上最大の更新を試みており、皆様からのフィードバックをお待ちしております。これは、Satoshi App がトップ アプリになるための最初の小さな一歩にすぎません😄GooglePlay上に供給されているSatoshiAPPのFounder、Aimee Hanという謎の人物は実在するのかわかりませんが、最近のCoreDAO関連Postでよく名前の挙がっている Cassie Z @cassieydz というXアカウントがその中の人に最も近いのではないかと考えており、この人物のPostは今後も追いかける必要があります。
一時代の終焉
今回のユーザーインターフェース更新は、SatoshiAPP及びCoreDAOのタイムラインもしくはRoadmapにおいて、一つの時代が終わったことを示しています。
CoreチェーンというL1をローンチする為に、そのネイティブ通貨$COREを分散化する必要があって、その目的のためにSatoshiAPPはリリースされたのですが、$COREのAPPマイニングが完了して実際にL1チェーンCoreがMainnetした現在、SatoshiAPPの立ち位置は微妙です。2022年12月時点では、SatoshiAPPはSatoshi Plus APPとして進化してローンチしたCoreチェーンのWalletやTradeアプリになる予定でした。その後、紆余曲折があってWeb3 Wallet化とEasy Tradeアプリ化には待ったが掛かり、とりあえずCore ecosystemにおける公式Airdropプラットフォームに脱皮して一年ほどを過ごし、今年になってCore圏以外のプロジェクトもAirdrop対象として現在に至ります。
今回の更新については、SatoshiAPP公式からは全ブロックチェーンにおけるAirdropプラットフォーム化を目指すとの意向が見て取れ、以下の懸案についても触れられています。
今回の更新については、SatoshiAPP公式からは全ブロックチェーンにおけるAirdropプラットフォーム化を目指すとの意向が見て取れ、以下の懸案についても触れられています。
✔️ iOS対応クライアントのリリース
✔️ ウォレットの簡単なセットアップ
✔️ Launchpadへのアクセス
✔️ シームレスな取引
Web3の世界で1,600万ユーザーを持つ巨大APPであることを再度強調していて、同種のTaskOnやGalxe、Zealyなどよりも簡単で良くキュレーションされたAirdropを提供することで自活の道を模索していると考えられます。問題はこのジャンルに大手CEXがWeb3対応と言って、MPCなWeb3 Walletを続々とReleaseしてきていることです。CEXのWeb3 Walletは当然ながらイージーなマルチチェーン対応Walletになっていて、しかも様々な付加機能が付与されています。当然のことですがWeb3と本業のCEXを結ぶイージーな送金プラットフォームや、GasレスまたはGas低減、ローンチパッドとAirdropなどで先行するAirdropプラットフォームの市場を喰い破る勢いです。
また、2022年や2023年と大きく異なっているのが、Telegramのコミュニティを根幹とするミニアプリベースのTONチェーン上のmemecoinプロジェクトが活況にあることです。こちらはそのコミュニティが9億余りという桁違いの規模にあり、単一APPでの対抗は難しい段階に差し掛かりつつあります。
勿論、TelegramユーザーすべてがAirdropに志向を持つわけでもないので、短絡的に9億のUserと言い切ることはできないのですが、仮にその10%でも9,000万ということになる以上、かなり厳しいのは間違いありません。
SatoshiAPPに一日の長があるとしたら、それはキュレーションされた良質のProjectをたくさん揃えられるかもしれないという可能性です。TONゲームは現時点ではなんでもありの玉石混淆な世界であり、SCAMと本物が入り乱れて、わけが分からない状態にあります。少なくとも、SatoshiAPPで提供されるAirdropは確実にTGEとAirdropが実施されるので、それを毎日1タップで得られるというその一点こそ、SatoshiAPPが他と差別化できている点でしょう。
Web3の世界で1,600万ユーザーを持つ巨大APPであることを再度強調していて、同種のTaskOnやGalxe、Zealyなどよりも簡単で良くキュレーションされたAirdropを提供することで自活の道を模索していると考えられます。問題はこのジャンルに大手CEXがWeb3対応と言って、MPCなWeb3 Walletを続々とReleaseしてきていることです。CEXのWeb3 Walletは当然ながらイージーなマルチチェーン対応Walletになっていて、しかも様々な付加機能が付与されています。当然のことですがWeb3と本業のCEXを結ぶイージーな送金プラットフォームや、GasレスまたはGas低減、ローンチパッドとAirdropなどで先行するAirdropプラットフォームの市場を喰い破る勢いです。
また、2022年や2023年と大きく異なっているのが、Telegramのコミュニティを根幹とするミニアプリベースのTONチェーン上のmemecoinプロジェクトが活況にあることです。こちらはそのコミュニティが9億余りという桁違いの規模にあり、単一APPでの対抗は難しい段階に差し掛かりつつあります。
勿論、TelegramユーザーすべてがAirdropに志向を持つわけでもないので、短絡的に9億のUserと言い切ることはできないのですが、仮にその10%でも9,000万ということになる以上、かなり厳しいのは間違いありません。
SatoshiAPPに一日の長があるとしたら、それはキュレーションされた良質のProjectをたくさん揃えられるかもしれないという可能性です。TONゲームは現時点ではなんでもありの玉石混淆な世界であり、SCAMと本物が入り乱れて、わけが分からない状態にあります。少なくとも、SatoshiAPPで提供されるAirdropは確実にTGEとAirdropが実施されるので、それを毎日1タップで得られるというその一点こそ、SatoshiAPPが他と差別化できている点でしょう。
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