HashPort Walletで「スワップが進まない」トラブルが急増中?

HashPort Walletで「スワップが進まない」トラブル2026年、大阪・関西万博での公式ウォレットやJPYC統合、au PAY・Ponta連携で注目を集めるHashPort Wallet
しかし、アプリからDApps(Uniswapなど)でSwapを試みると、承認画面でループして取引が完了しないという声が増えています。本記事では、この問題の背景を実際のスクリーンショットと共に紐解きます。

【画像解説】スワップ不成立時に起きている「無限ループ」の実態

【検証:X投稿(2011566939727094258)のスクリーンショット】

① アプリ側:承認をタップ

承認画面

② ブラウザ側:承認待ちのまま停滞

承認待ちループ画面

【徹底検証】不成立の裏側にある「技術」と「規制」の正体

① 技術的要因:ハンドオフの通信エラー

DAppsを開いている外部ブラウザとアプリを往復する際、Wallet Connectの信号が途切れてしまうことが直接的な原因です。MetaMaskなど他のWeb3ウォレットでも外部ブラウザでDApps接続した場合に発生する事があります。ウォレットアプリに内蔵されたブラウザがある場合は可能な限りそちらを使うことをオススメします。*HashPort Walletには現状ではまだ内蔵ブラウザがありません。

② 規制的要因:国内スタートアップとしての「責任ある設計」

HashPortは日本の金融庁の規制に準拠した国産ウォレットです。トラベルルールへの対応や利用者保護のため、未審査のDAppsへの接続を慎重に制御している可能性が高いと言えます。この「不自由さ」は、資産を守るための「誠実な設計」の裏返しでもあります。

救済策:MetaMask(メタマスク)への移行手順

HashPort Walletは秘密鍵(シードフレーズ)のエクスポートができない為、MetaMaskで新しいWalletアドレスを取得して、HashPort Wallet上にある暗号資産を送ります。*HashPort Walletアドレスから他のウォレットアドレスに暗号資産を送るには送信する暗号資産が使うブロックチェーンのネイティブトークンがガス代として必要です。

  1. MetaMask(または他のWeb3 Wallet): のウォレットアドレスをコピーします。
  2. HashPort Walletから送金:ウォレット画面右上の『⋮』から「送金する」を選択
  3. 送金先を入力:「通貨を送金」画面で送金先ウォレットアドレスやネットワークなどを入力。

【重要】この操作は自己責任です。ウォレットアドレスの秘密鍵を偽サイト・アプリに入力すると当該ウォレット上の資産を失う恐れがあります。必ず公式サイトからダウンロードしたMetaMaskを使用してください。HashPort Walletでは敢えて秘密鍵をエクスポートが出来ないようにしてある為、自由度は制限されますがこの点での安全性は担保されています。また、送金先ウォレットアドレスや送金ネットワークの間違いも送付した暗号資産を失うことに繋がります。

MetaMaskなどのWeb3ウォレットは操作に一定の習熟度が必要で、HashPort Walletより難易度が高いのでTelegramやDiscordの仮想通貨コミュニティなどでサポートを受けながら覚えるのがオススメです。

個人的には、Ethereum専用ウォレットから発展したMetaMaskより、後発のマルチチェーン対応ウォレットの方が扱いやすいと考えますが、ひとつひとつの操作にミスが許されないのは同じなので細心の注意が必要です。興味のある方はWeb3ウォレットの比較記事をご確認ください。Web3ウォレットの概要を把握したいユーザーの方はこちらのWeb3ウォレットとの出会いという過去記事をお読みください。
また、HashPort Walletの利用によってWeb3への経験値を獲得し、より深くWeb3を冒険したくなった方はこちらの異世界ナラティブな記事群をお読みいただくと、その世界観が理解しやすくなるかもしれません。
*MetaMaskにJPYC(Polygon)やJPYC(Avalanche)を移した場合、Swapにはガス代として各チェーンネイティブトークンの$POLや$AVAXが必要になります。足りない方はこちらのAVAX調達ガイドを参考にしてください。

国産ウォレットの誇り:HashPort Walletが選ばれる理由

HashPort Walletは、完全な日本語ネイティブ環境であり、JPYC統合やau PAY / Ponta連携といった他のウォレットにはない国内における圧倒的な強みを持っています。Web3初心者にとって最高のオンボーディングパスであることは揺るぎません。今後、使い勝手が向上していけば他のWeb3ウォレットと併用する必要がなくなるでしょう。

まとめ:課題の先にある「熟成」への期待

現在は「保管はHashPort、運用はMetaMaskなど他のWeb3ウォレット」という二刀流が最適です。Web3ユーザーの中級者以上であれば問題なく扱えるのですが、これからWeb3に参加しようというビギナー層には独りでMetaMaskを始めて他のウォレットアドレスから送金することは、少し難しいのも事実です。今後、内蔵ブラウザの実装等により、国産ウォレットとしての完成度が熟成されることを強く期待しています。

【2026.1.18 追記】kana labsでのSwap一部復旧!?

【復旧!?:Hashport Wallet統合DEX kana labsのスクリーンショット】

① ウォレット画面:LINK(Arbitrum)やCOW(Ethereum)が見える

ウォレット画面:kana labsでSwapできたLINK(Arbitrum上)やCOW(Ethereum上)が見える

② kana labsのSwap画面: 選べるトークンは限られているがマルチチェーンSwapが可能

kana labsのSwap画面
すべてのトークンペアでSwapが可能ではないものの、一部トークンのSwapは可能。また、同一チェーンのペアだけでなく、チェーンを跨いでのSwapも現在は可能。HashPort Wallet統合DEXであるkana labsでのSwap不成立は単に流動性不足の可能性も…。

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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の投資を推奨するものではありません。